こんにちは。建築系の先端の情報サイトと言えば、家入氏の建設ITワールドでしょう。このサイトで情報を得ている方も多いと思います。
建設ITワールド
「イエイリ建設ITラボ」で有名な建設ITジャーナリスト、家入龍太の公式ブログ。BIMや建設ICT、3次元CAD・CGなどの最新活用ノウハウや製品情報を、ナ、ナ、ナ、ナ、ナント、「一歩先の視点」でお伝えします。
さて、4月25日の建設ITワールドの表題の記事が話題です。2次元CAD図面のDXFデータをシステムに読み込ませるとAIとアルゴリズムによって、BIMソフトのArchiCAD用の構造BIMモデルを作ってくれるそうです。
AIで2次元CADをBIMモデルに自動変換! 熊谷組と燈が「CABTrans」システムを開発 | 建設ITブログ
AIが2次元CADデータから構造部材を読み取り、RhinocesとGrasshopperによってArchicad用の構造BIMモデルへ自動変換。今後は意匠図やRevitへの対応も検討しています。
くわしくは、同ページごご覧ください。まだまだ現場レベルではCADの活用が根強く、完全BIM化への間の限定的な技術になるかもしれませんが、現時点ではかなり実用的に感じます。
小規模事務所にはまだまだBIMの流行というほどではありませんが、今年は間違いなく導入が増えると思います。しかしいきなり実戦で活躍し出すということも考えにくく、導入から数年は、移行期間となるでしょう。また意匠設計や構造設計・設備設計など全ての分野での統合的な環境ともなると、更に時間がかかると思います。しかしながら、すでに学生時代からBIMを触っている方々がこの業界に入ってきているので、そのうちCADが普及したときのように当たり前になる時代がくるかもしれません。それまではこのようなシステムが重要だと感じます。
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