VectorWorksとホームズ君耐震EXのデータ連係の詳細

ホームズ君.comにおいて、ホームズ君 構造EXの2024年4月リリース予定のバージョンアップ内容が公開されています。そこには、先日VectorWorksの発表であったデータ連係に関して、詳しく書かれています。

構造EX バージョンアップ情報 - 住宅性能診断士 ホームズ君.com
ホームズ君「構造EX」のバージョンアップ情報をご覧いただけます。ホームズ君「構造EX」は、木造住宅・中規模木造建築物の構造計算の決定版! 「性能・等級」をアピールできる強力な営業ツールです。長期優良住宅・住宅性能表示制度(耐震等級)、許容応...

・中間ファイルを経由せずに、直接データ連係を行うため信頼性が高いです。

・相互連携ではなく、VectorWorksArchitectから構造EXへのデータ連係のみがリリースされます(今後は?)

・連係可能なデータはホームページに掲載されております。

現時点での感想は、構造EXからのデータ連係がない以上、現時点ではあまり意味がないです。というのも意匠図を書いたときに梁伏図を描くということが、VectorWorksユーザーでは、あまりいないからです。どちらかというとVectorWorksで読み込むほうが需要が高いでしょう。もっともそれは、VectorWorks側で作っている可能性がありますので、期待大です。

ちなみに構造EXは、Archicad、Revitは先行してデータ連係機能を追加していますが、双方向は実現していないようです。ほぼ同様の内容なので順次作っていると思いますが、他社がまだ出来ていないことをやっているので、リードは大きそうです。

ホームズ君 耐震EXでは、斜めグリッドに対応します。これがあると、更にBIMからの転送が楽になりますので、非常に期待大ですね。

 

 

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