こんにちは。
マウスコンピューターのミニPCのCT6系の後継機種が発表になりました。CPUにRyzen5 7530Uを搭載しました。筐体デザインは似ているのでほぼ同じなのかもしれません。
mouse CA-A5A01
優れた処理能力を持つAMD Ryzen プロセッサー搭載。生活に溶け込むコンパクトデスクトップPC。※ワイヤレス キーボード・マウス付属
しかしRyzen5 7530Uは最新の世代ではありますが、中身はRyzen5 5625Uとほぼ同じ。性能的に良いわけでも新機能が付いているわけではありません。よって、Zen3アーキテクチャの製品なので、性能も高くありません。
初代はRyzen5 4500U、次代はRyzen5 5500Uを搭載していました。4500Uに比べればコア数同じで、スレッド数が倍なのでハイパースレッディングがついています。しかし通常のクロック数は2.00GHzと4500Uの2.3GHzより減っています。内部グラフィックスこそ、Vega6からVega7になって性能アップしていますが、AV1に非対応なのも同じと、今さらの性能です。3年の登場の差がありながらです。もちろん総合性能は、かなり上がっていますが、TDPも上がっているので、ちょっとなぁという気分になります。
現在売られているRyzen5 5500Uと比べると、更に差が縮まります。同じ6コア12スレッドですし性能差もほとんどありません。実質5625Uなわけだから当然といえば当然。正直、値上げの材料にされたのかな?と思ってしまいます。まあそれでも7530Uなので、似た名前で性能が極端に悪い7520Uと違って、性能アップをしているわけなので、現時点での性能は悪くありません。価格が下がったら魅力的かもしれません。今は5500U機が若干安く手に入るので、飛びつくまでもありません・・・。
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