640×512のサーモグラフィー

HIKMICRO B10などが出て、これから一気にサーモグラフィーも高性能化する、と思われたのですが、低価格帯は新製品が出ても、熱解像度はあがりませんでした。そういう意味ではB10を早期に買った方はかなりお得感があったといえます。まだAmazonでも売っていますし。木造耐震診断で使う方のB10やHIKMICROサーモグラフィーのシェアが一気に高まった感じがしますね。

さて、もう少しお金を出しても解像度を上げたいという方は多いと思います。しかし桁違いに金額が上がってしまいます。その真ん中はないの?と思うと、この機種あたりになります。YITRANICのサーモグラフィーです。

サーモグラフィー 640x512 IR解像度、複数のレンズ、-20°C〜650°C、5インチタッチスクリーン
サーモグラフィー 640x512 IR解像度、複数のレンズ、-20°C〜650°C、5インチタッチスクリーン

約25万円になりますが、熱解像度は驚異の640×512。普通に100万以上で売られているサーモグラフィーの解像度です。もちろん安いといってもそれなりの価格なのですが。機能も超赤外解像度1280×1024(恐らく補完)が可能というのも素晴らしいですし、1-10のデジタルズームを搭載しているのも素敵です。オプションで望遠レンズや広角レンズなどもサポートしているので、一概に低価格機種というだけではなさそうです。

情報が少ないのですがかなり魅力的なスペックと価格なので、誰か情報を知っている方がいたら教えてください。

 

HIKMICRO B10 サーモグラフィー カメラ 256 x 192 画素の赤外線熱画像 2MP 可視光カメラ、熱画像キャプチャー頻度 25Hz
●高画質高感度VOx検出器(NETD < 40 mK)により、ターゲットの熱画像を鮮明に映し出します。●複数の画像モードサーマルモード、フュージョンモード、PIPモード、オプティカルモードをお好みで選択できます。●迅速な温度測定プリセットに...

まだ売れ続けているB10。後からでた低価格で性能が低い機種を買う位ならB10のほうが良い、というのも理解出来ます。本当に良い機種です。

コメント