壁量電卓 Ver.5は6月公開予定

こんにちは。

公式より、フリーの壁量計算ソフトの壁量電卓Ver.5が正式にアナウンスされています。今までバージョンナンバーが不統一でしたが、完全に一致させるようです。また3つの種類が開発されていますが、それぞれの位置づけも公表されました。今後より一層使いやすくなるかと思います。Ver.5は完成度を高めることと、帳票の充実を考えているとのことです。

壁量電卓の現状と6月以降の開発予定|Catfishなおうち for note
こんにちは。忙しくてあまり開発が続いていない状況ですが、現状と今後についてお知らせします。壁量電卓は、2025年改正建築基準法の木造2階建ての構造審査義務化に伴う壁量計算補助ソフトであり、現在は部分的ながら壁量計算+4分割法+N値計算に対応...

概ね

Ver.1 平屋対応
Ver.2 2階建て対応
Ver.3 柱の負担範囲(柱の小径)・4分割法対応・印刷機能
Ver.4 N値計算法搭載

Ver.5(予定) 印刷帳票の充実?完成度アップ?

となっており、現在は、南部支部版、プレミアム版、フリー版ともVer.4で統一されているようです。機能的には南部支部版が一番良く、現在も広告がないほか、DXF保存機能など他では搭載されていない機能が搭載されています。プレミアム版に関しては情報が不足していますが、概ね南部支部版に準じています。今後有料化も含めてアナウンスがあるかもしれません。フリー版では、壁量計算+四分割法+N値計算という法的に必須な機能は制限しない方針のようなので、今後も安心して使い続けられます。もっとも現在ついている付加機能(柱の負担範囲とか)は、フリー版で継続されない可能性が示唆されています。

現在、改正法に対応を表明しているフリーソフトは、どれも開発が止まっているようにみえますので、精力的に開発が続いているソフトには要注目です。

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