11月20日に、国交省・建築BIM推進会議のホームページにて、上記が更新・公表されました。
建築:建築BIM推進会議 - 国土交通省
国土交通省のウェブサイトです。政策、報道発表資料、統計情報、各種申請手続きに関する情報などを掲載しています。
だいぶ概要が固まってきたようです(やっぱり概要で具体性がもう少し欲しい所です)
提出物は、施行規則第一条の3,第2条の2又は第三条に規定する図書の記載事項に規定する図書の電子データ(以下の3種類)
・確認申請書様式
・入出力基準に従い作成されたネイティブデータから書き出されたPDF形式の図書
・BIMソフトウェア以外のソフトウェアにより作成されたPDF形式の図書
と、IFCデータ、BIM図面審査における入出力基準適合申告書の電子データ、各種計算書の電子データ、その他必要書類等の電子データです。
面白いのは、ネイティブデータをIFCの代替として提出することは認めていないものの、申請者と審査者の協議により、ネイティブデータを活用して合理的に審査を行うことは妨げない、という文があることから、審査者側がメジャーなソフトを導入し、検証することが、一気に進みそうな気がします。またIFCデータは審査対象でないので、法定保存の対象としないそうです。副本でもIFCデータ交付を行わないし、中間検査や完了検査もIFCデータを用いません。
DocuWorksなどは一層窮地にたつと想像されます。BIMデータから直接PDFとなると、非常に難しいです。現在でもDocuWorksはPDF化を進めていますので、早晩DocuWorksは、PDFソフトとして運用されるような方向になると思われます。

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