先日、長年主力で使っていたMOUSE CT6が動作不能になりました。コマンド系が全部駄目。しかたなく、マイクロソフトからOSをダウンロードしてインストール。データは無事でしたが、ちょっとひやっとしました。
そこでCT6を初めて開いてみました。SSDを取り出しバックアップするためです。しかし・・・筐体はコンパクトでいいのですが、分解しにくい。特にSSDはマザーボードの裏なので、VGAポートのボルトを外したり、多くのネジを分解しなければ到達できません。
CT6のマザー。最近のミニパソコンより平面的に余裕があるので、各機能にアクセスしやすい。左側は2.5インチのHDDなどを増設できる場所。M2のSSDなので、裏面にアクセスしなければなりません。まあ、メモリなどにアクセスするのは簡単なんですけど。
裏面。右側にSSDが。表にあれば、それほどアクセスが難しくないのに。
それはそうと省電力で鳴らしたRyzen5 4500Uですが、それでもこの筐体だと熱が籠もるので、涙ぐましい排熱の努力が見て取れました。あまり排熱には向いていない筐体で夏場は厳しかったのですが、開けてみるとよくわかりました。ケースファンがないですしね。小型化していても厚みがあれば、ファンが効率的に使えるのですが・・・薄型筐体の避けられない欠点ですね。もしかしたら、メーカーもこの筐体では、Ryzen4500Uは難しいと思っていたのかもしれません。CPUを省電力で稼働させても十分な速度があるので、そのような運用が向いていたのかもしれません。Filmoraでレンダリング酷使して御免・・・。
といってもさすがはマウス。レンダリングで落ちたことはないです。また外部の排熱をきちんと確保したら、スピードが落ちることも減りました。海外製のミニパソコンはN100とかN95でも熱に厳しい物があるので、それよりはマシそうだな、と感じます。
再インストールしたので速度は快適です。環境整備も時間がそれほどかからなくて良かったです。
コメント