ミニPCやノートパソコンの発熱対策

こんにちは。

仕事で、ミニPCや小さなノートパソコンを使っているのですが、発熱には悩まされます。マウスコンピューターのCT-6はミニパソコンの走りで、Ryzen5 4500Uを使って比較的高速でディスプレイの後ろに取りつけられる小型軽量さで人気が出ました。省電力でも魅力的なのですが、発熱が結構あります。15Wタイプの省電力CPUとはいえ、酷使していると発熱が凄いです。またSSDを高速なものにした代償でSSDの発熱もあり、速度ダウンがあります。普段はそこまでマシンパワーを使わないので、省電力の設定を最大にしています。それでも厳しいことがあります。設置場所などの工夫が必要です。

人気のモバイルノートパソコンのHP Pavillion AERO 13-beは、第7世代のRyzenを搭載し、小型ながら高速なのですが、4500UよりもTDPが高く排熱に気を使ってはいますが、速度を上げると排熱が追いつかないことがあります。特に据え付けで、レンダリングしながら何かをすると結構速度ダウンが激しいです。小さなパソコンは隙間が少なくて環境によっては排熱が厳しい場合があります。また最近のミニパソコンは、そもそも排熱が追いつかないのではないか?という設計のものも多く、人気のN100でさえ、熱問題が発生することがあります。まあ、あれだけ小さいから仕方が無いのかもしれません。

そんなときは外部ファンです。私もHP Pavilion AERO 13-beの下にノートパソコン用のファンを置きました。ディスプレイをいつも閉じて作業している(外部ディスプレイ2台なので)ので、通常よりも熱が籠もりやすいこともありますので。目安にCore TempというCPUの熱量を表示できるアプリがあるのですが、現在48度とまあまあ冷えてくれます。ミニPCもUSBファンを取りつければ多少マシになるのでは?と思います。

ちなみにCT6の場合、筐体が薄いので隙間を埋めないように排熱シートをいろいろ張って涙ぐましい排熱処理をしていても熱が上がります。この魅力的な薄型筐体は、CPU性能及びSSD性能は低いもの用なのだな、と改めて感じます。

右側のSSDの上には、熱伝導シートが貼ってあり、排熱しやすいようになっていました。

たぶん、ミニPCも最近はソコソコ性能が高いので、酷使したいところですが、やはり軽めの動作で使った用が吉です。レビューなどを見る限り消費電力も少なく魅力的なのであえてパワーのあることをしないようにしたいものです。

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