3Dプリンターって憧れますよね。従来は単色で、複数色を使えるものは高かったので指をくわえて購入をためらっていたかたも多いかと思います。そこに昨年Banbuが、次々にカラー機を投入してきました。もちろんまだ普通の3Dプリンターに比べて高いし、場所も取るのですが、10万円を切ってきているので魅力的に感じた方も多いと思います。
そして今年A1 miniという機種(上記リンク)がブレイクしました。SALEで価格が安くなっていることもあり人気が出ました。単体でも小型で高速でキレイという魅力的な機種ですが、オプションのAMS liteを取りつけると4色のフィラメントを切り替えながら使え、カラーの造型が可能になります。AMS liteオプション込みでも7万円台になったので飛びついたのも無理ありません。しかしminiとあるとおり、造型の大きさは18㎝x18㎝x18㎝とやや小さめ。でも普通の方はそれほど大きなものも作りませんし、これで十分でしょう。小型化のメリットもありますし。
しかしもう少し大きな部品を作りたい方には、A1という機種もでています。しかしリコールがあり、販売停止していました。それが昨日、公式サイトで販売再開されました。しかも特価です。AMS lite付で10万円切ってきました。大きさは若干大きいですが、256mm×256mm×256mmの造型が可能です。性能的にはほぼ同じなので大きいものを作る方はこちらがいいかもしれません。アマゾンでももうすぐ販売を再開するそうです。
この機種はおおい(エンクロージャー)がないので、高温や温度安定が必要なフィラメントには向きません。低価格なPLAフィラメントを使って高速に造型というのが使い道でしょう。フィラメントの推奨が狭いことだけきちんと頭に入れて買わないと、後で後悔します。個人的には低価格で普及しているPLA、若干ゴムのような柔軟度があるTPUが使えるので十分と感じています。普及しているABSやPETとかCarbon/Glass Fiberが入っているようなものは駄目なようです。
他社からも魅力的な機種がどんどん出てきています。今年はフィラメントタイプの3Dプリンターの普及期になるかもしれません。
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