おはようございます。2025年4月の建築基準法改正を商売チャンスとしているのか、木造構造計算ソフト会社にも動きがあります。しかし、もともとRC造やS造に比べて価格が安いのに、部材数が多く形状が複雑という木造構造計算ソフトはうまみが少ないので、ここで値上げ、という動きも活発化しています。
まず9月にkizukuriがVer9にバージョンアップしました。会社が変わってからバージョンアップ頻度が明らかに上がりましたね。しかも法改正がないタイミイングで。今回は4号特例縮小にともない、新2号に対応するため、という形でしょうけど、特にソレ向けのまだ新機能は搭載されていません。なので既存ユーザーには実質値上げのような形になってしまっています。
ホームズ君 構造EXが1月6日から値上げになります。税込だと4万6千円と大幅値上げです。また年会費も値上げになります。HOUSE-ST1も1月から税込8万8千円と、更に大幅な値上げになります。
これら値上げは仕方がないことなのですが、それに見合うユーザーのうまみがなければ、ユーザーは離れます。木造構造計算ソフトに限らず、過去に値上げでユーザーが大幅に離れたという事案は多くあります。ただ単の値上げにならないように願うのみです。
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