2023年発売のARCHITREND ZERO Ver.10がZEROシリーズ末期なので、新機軸は少なめです。だいたい10で終わりで次のシリーズになることが予想されます。そのため、本体の目玉はあまりありません。その代わり、リノベーションオプションが発売になりました。現況調査アプリ「りのべっち」との連携がウリです。
このリノベーションオプションは、iPhoneの3Dスキャン機能であるLiDAR機能を使って現況図や3Dモデルを自動生成する「りのべっち」というアプリがないと威力は半減します。また連携は3DカタログのBプラン必要というのもお金がかかりがちなものとなっています。しかもLiDAR機能自体が、iPhone SEには搭載されておらず、iPhoneシリーズでもPro以降でないと搭載されていないので、使う人を選びます。ただしLiDARの威力はすごいので是非試して見たいものです。
さて、それがない場合のリノベーションオプションですが、一般診断法の耐震診断ソフトを含有しています。そう考えるとリフォームエディションをこっちに移行させようという感じなのでしょうか?リフォームエディションは単独のソフトウェアでしたが、リノベーションオプションは、本体のオプションです。手軽さが違いますね。
計画図からリフォーム指示や積算まで連動します。こちらも手間なし積算が必要そうです。またリフォーム前後を比較表示できるのも良いですね。お客様にもわかりやすいです。
リノ-べーションオプションは25万円です。一般診断法のソフトを含んでいると思えばお買い得といえます。欲をいえば、精密診断法1に対応して欲しかったところですが、それは贅沢というものなのでしょうか??
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