低価格なサーモグラフィーで人気のHIKMCRO。そのHIKMICROの製品の中でアマゾン購入できるM11Wはちょっと毛色が違う製品です。現在149600円ながら20%OFFクーポンが適用されるため、比較的安価に購入できます。
解像度こそ低価格なB10などと同様な192×144。20%OFFとはいえ、B10の倍近い価格はどのような差があるのでしょうか?
まず当然のようにタッチパネルです。WiFIも搭載しています。動画も撮影できます。このあたりは、HIKMICRO Pocket2と同等です。あちらも8万円台なので、これだけなら小型軽量もあり、Pocket2を買うでしょう。
そもそもWというのが付いているのは、広角・広視界タイプという意味です。広い範囲を一気に調査したい場合は、購入候補に入ってきます。
画面が大きいので、タッチ操作だけでなく、最大200文字のテキストを書き込むことができます。またオーディオアノテーション(録音)もできます。声で記録ができるので、意外と便利かもしれません。
またBシリーズと異なりMシリーズはプロ向けなので、電池の交換も可能です。また付属電池もついています。画像モードも可視画像と融合して表示させていくブレンディングも%を変えて行えます。若干大きいですが、お客様の前で操作する場合は、高価な商品で調査しているというイメージも持たれると思います。
そんなわけで、今回の20%OFFは、お買い得かと思います。B10やPocket2と熱解像度が同じというのは、若干不満が残りますが、そもそもこの解像度で十分な用途はたくさんありますし、他社と比較したら、これでもお買い得かと思います。しかも電池交換やアノテーションなどの機能も実務的には非常に有効なものなので、もしサーモグラフィーを買いたい、という方に有力な候補となると思います。
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