Ryzen系ミニPCのビジネス利用の考察 性能編

こんばんは。

ノート用Ryzen系CPUが、それなりに揃った環境で仕事をしています。あくまで私の環境での私の感覚ですが、以下のように感じます。

Ryzen5 3500Uと4500U
明確に性能が違います。3500Uユーザーなら4500U以降乗換で体感で実感出来ます。まあ4500Uはないので、安価な5825Uなどでもかなり性能アップが感じられます。
【結論】3500U機は、買い換えの時期!

Ryzen5 4500UとRyzen7 7735U
ベンチマークで見ると結構な性能差があります。しかし7735Uは6000番台と性能はほぼ同じです。コア数などで明確な違いがあるので、Zen2の4500UとZen3+の7735Uでは本来は勝負にならないはずです。しかしビジネスソフトだとそれほど大きな差はありません。あれ?と思うくらいです。マルチコアを使い出すと結構な差がでますが、そもそも16スレッドをフルに使うビジネスソフトなんてあまりないですし、コア数だけなら6コア対8コア。Zen2がグラフィック以外は優秀なこともあり、感動的な差はありません。そして消費電力を抑えていたりアイドル時など、W数が4500Uのほうが低いので有利かと思いきや、こちらもあまり差がありません。新しいCPUは消費電力の面でも優秀なようです。グラフィックはZen3+のRadeon 680Mは優秀ですし、AV1コーデックにも対応しています。動画作成や3DCADなどでは思った以上の差がでます。ビジネスソフトなら4500Uもまだまだ捨てた物ではないと感じますが、時代を考えるとZen3+は十分現役で買い換える価値はあります。さすがにメモリ搭載8GBだと苦しいので、安価に買い換えなら6600Hや6850HなどZen3+世代でも速いものは値頃感があるのでお勧めです。
【結論】4500Uはあと1年程度待ってもよいかも?待てないなら安価な6000番台を狙うべき。ただ待てるならAI搭載の次世代機を待つのが吉か?

Ryzen 5 4500UとRyzen7 8845HS
 比較対象ではないと思われる世代差ですが、私の主力機の交換はこの世代で行いました。CADやOFFICE、WEBなどは、驚くほど差が無かったです。というのも私の4500U機はSSDを高速なものを搭載し16GBメモリを搭載するなど4500U機としては投資したマシンだったこともあるのでしょう。しかし動画のレンダリングは恐ろしい程差がでましたし、マルチスレッドの処理も恐ろしい程差がでました。そういう意味では、乗り換えて良かったと明確に感じます。しかしRyzenは次の世代で恐ろしい程性能アップしているうえ、AI用NPUも性能アップしています。もっともAIの点ではまだまだ中途半端ですし、今のところそれほど使えるシーンもないため、あえて安価になってきたZen4世代を挟んで、数年後に出るであろうAIにも本当に使えるCPUを待つというのも良い選択なのかもしれません。もっとも動画やCADなどで力作業しないのであれば、Zen3+で十分なので、その価格差をみて判断すれば良いかと思います。
【結論】コスパで考えれば8845HSよりも6000番台のミニPCで押さえておき、次世代・・・というほうが良いかもしれません。4500Uでなんとかなるなら、待つのも吉です。

Ryzen7 7735UとRyzen7 8845HS
 第七世代でも7840HSなどは8845HSと同等の性能を持っていますが、7735UはZen3+、7840HSや8845HSはZen4で世代が違います。6000番台と同等の7735Uは、明確な性能の差があるはず・・・なのですが、コア数スレッド数は同じです。Zen4はAIが搭載されたり、AV1の復号化・符号化に対応したり新しい設計ではあるのですが、ビジネスソフトで使う際は大きな差は感じられません。8845HSはTDPが45Wと高い(7735Uは28W)のですが、通常のビジネスソフトを使う際は意外と省電力で驚きます。省電力のモードでも十分な性能があり、ファンもあまり回らず、熱にも強いためそういう意味では8845HS意外といいです。ただZen3+が意外と優秀なので、ほとんどのアプリで不満感がない状態ですし、あえて8845HSを買うまでもないです。ゲームなどでは、ゲーマー向けパソコンには明確に及びませんしAIだって中途半端な実装で現在役に立ちません。780Mを搭載しているのでグラフィックは確かに優秀なのですが、中途半端感が否めないのです。建築系ソフトを使っても明確な違いは感じられません。なので、7735Uをもっている方は、あえて8000番台に乗り換える必要は薄いです。5825Uや4500U、3500Uあたりからなら、乗り換える価値はありあそうです。ただその世代でもビジネスソフトで不足感を感じないなら、あえて・・・という感じはします。
【結論】6000番台7000番台のZen3+機は現状でも高性能。劣化などがなければ8000番台に買い換えず次世代のAI搭載機を狙った方が良いです。

メモリの差

ほとんどのパソコンで16GBを搭載しているので、上記のような感想になったのかもしれません。Windows11では16GBあると快適です。8845HSは32GB搭載しているのですが、差をあまり感じないことから、今後を考えれば32GB必要に感じるようになるかもしれませんが、現状は16GBでも十分なのかな?と思います。今、ミニPCを買うなら、メモリ8GBは低価格なN100などを除き、16GB以上を買っておけばいいかと思います。16GBなら安価な5825Uなどでもソコソコ長く使えると思います。

意外にまでにビジネスソフトでは、4500Uから8845HSは体感では差が感じられにくいです。個人的にZen3+の6000番台7000番台がお勧めなのですが、7000番台はほとんどないので6000番台が残っているうちに買いたいところです。

 

Amazon.co.jp: GMKtec ミニpc AMD Ryzen 7 PRO 6850H (8C/16T 最大 4.70GHz) SSD 16GB DDR5 512GB Windows 11 pro Mini PC 2*SO-DIMM, デュアル2.5G LAN, WIFI6, HDMI 2.1(8K@60Hz) USB4.0*2, 4画面出力,ゲーミング ミニパソコン Nucbox M7 : パソコン・周辺機器
Amazon.co.jp: GMKtec ミニpc AMD Ryzen 7 PRO 6850H (8C/16T 最大 4.70GHz) SSD 16GB DDR5 512GB Windows 11 pro Mini PC 2*SO-DIMM...

6000番台で5万円を切ることもある、高コスパ機です。通常使いで不満に感じることは少ないでしょう。

Amazon.co.jp

6000番台でコア数が少ないながら1TBのSSD、32GBのメモリと余裕があります。マルチスレッドにそれほどこだわらないなら、シングルがまあまあ高速なこのマシンがお勧めです。5万円前後でかなり優秀です。

ミニpc GMKtec ミニpc AMD Ryzen7 8845HS 32G+1T Windows11 Pro Mini pc 基本クロック5.1G MAX5.1G 小型pc DDR5 PCIe 4.0 M.2 2280 WiFi6 BT5.2 Oculink×1 2.5Gbps LAN Oculinkミニパソコン 小型pc ミニパソコン 4画面同時出力 8K
ミニpc

8000番台で8万円を切ってきます。1TBSSD、メモリ32GBと現状とここ数年も安心な仕様。6000番台と3万円近くの差をどう考えるか?です。動画編集や3DCAD、グラフィックをある程度使うのであれば、こちらを選んでも良いかもしれませんが、6000番台とそれほど差は感じられないでしょう。

 

 

コメント