こんにちは。
前に紹介した、新型の3DプリンターのKobra3 ComboがSK本舗から予約受付を開始しました。販売は7月上旬頃ということで、もうすぐですね。価格は早期予約特価で88000円(通常98000円)と、10万円を切ってきています。
四色マルチカラープリントができるうえ、最大600mm/sと高速です。25㎝程度の大きさまで出力できるので、特に大型を求める方以外には、十分でしょう。
同分野では、A1(mini含む)のComboモデルが同様のことができて日本では先行していますが、あちらにくらべて、スペック上若干速く、また乾燥もできます。またヒートベッド温度が100度に上げられるため、A1よりも対応素材の幅がぐっと広いのが特徴です。ABSやPET、PCも使えるので、汎用性を考えるとこちらが良さそうです。価格的にもA1 Comboが特価88000円と同価格なので、価格訴求力が強力です。
もっともいろいろな材料が使えることは、散財しやすく、材料を置いておくスペースも必要というデメリットもあり、またヒートベッド温度が高いことや乾燥機能は、当然のことながら電力消費も激しいので、考えどころといえます。
とはいえ、多色に対応したACE Proは、片付けやすそうですし、乾燥機能は作品の品質を向上させるでしょうから、この機種はとても売れる予感がしますね。
もっともA1を購入検討したときもそうでしたが、この出力サイズができるとはいえ、高速機といえど、制作時間もかなりかかるのが悩みどころです。失敗も怖いです。その点、A1 miniは使えるフィラメントが限定的で小さいものしか作れないので、こちらも捨てがたいです。
オープンタイプは、かなり完成度が高まりましたね。エンクロージャータイプは、温度を更に緻密に管理でき、有害物質のフィルターがついているなどで人気のK1Cなども同価格体にあります。メンテナンスのしやすさはオープンタイプのほうが良いですが、作品を作り込もうと思えば、エンクロージャーがあったほうが良いと言われています。いろんなタイプから選ぶのが大変な時代になりましたが、完成度が高くて悩むのなら、それはそれで良いことなのだと感じます。
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